ちきりんさんの「自分のアタマで考えよう」で「職業選択」を考える

どこにいても、何をしても、独自の意見や思考が必要になっていますよね。
誰かと同じような主張していても、その他大勢に埋もれるだけですからね。
答えがあることは、Google検索や参考書でどうにかなります。
ですが、職業選択や、節約、恋愛なんてものには正解がありません。
ある程度の傾向はありますが、あまりに千差万別で、沢山ある選択肢の中からどうやって自分にとってのベストを選ぶかは難しいです。
「自分のアタマで考えよう:ちきりん著」という本は、「考えるとは」どうことかを深堀りした本です。
概要はこんな感じです。「考える」から派生して「意思決定の方法」「数字・グラフの取り扱い」「考えるコツ」「思考のフレーム」が凝縮されている本です。
- 知っている(知識)と考える(思考)は別もの
- 比較すること
- 分解して細かくすること
- 物事を決定するとは、決定する「要素」と「プロセス(過程)」を決めること、
- 判断基準はシンプルにすること
- 出来事や数値から「なぜ」や「だから何?」を突き詰めること
- 漏れがなく思考の対象を網羅していること
- 自分独自の価値基準を持つこと(失敗で価値基準は養える)
ちきりんさんとは?
おちゃらけ社会派ブロガーとして幅広いテーマを独自の視点で語る人気のブロガーさんです。月間100万以上のページビューがあり、経営コンサルタントの伊賀泰代さんであることは、ネット上では暗黙の了解です。
自分のアタマで考えようのを使って、「職業選択」について考えてみる。
無職で、仕事を探していますので、良い機会だと思って、「職業選択」について考えてみます。
まずは、職業の判断基準を漏れなく出してみる
判断基準をなるべく沢山書き出してみました。
- やりがい
- 興味がある分野
- 適正
- 製品が好き
- 職場の人間関係
- 残業
- 収入
- 休日日数・休日の充実度
- 異性の数・男女比
- 福利厚生の充実(結婚休暇、忌引、資格助成金など)
- 会社の規模が大きい
- 長期的な安定(失業・減給のおそれ)
- 業界の成長性
- 自分の成長(スキルアップ)
- 今までの経験・知識が活かせる
- 1人でできる仕事か、チームでする仕事か
- 肉体労働か知的労働か
- 車の運転があるか否か
- 休日出勤の有無
- 専門知識か広く浅い知識か。
- 仕事の成果が見えるか、見えるまでの期間(1日、数ヶ月、数年、数十年、一生)
- 会社の知名度が高い
- 業種・業界
- 会社の利益率・売上高・伸び率
- 世間体・イメージがいい会社業種か
- 家族の希望・反対
- 裁量権がある
- 副業ができる
- 希望する地域で働ける
- 会社の理念に共感できる。付いていきたいと思える上司や社長。
- 残業の多少
- 教育制度が充実しているか
- 対人業務の多さ
- 将来独立できる可能性があるか
結構、沢山ありますね。。。
仕事選びは、沢山ある企業情報から、「何らかの基準」で抽出する
仕事を選ぶときの「何らかの基準」の質が高ければ高いほど、より自分に合った仕事や会社を選ぶことが出来ます。ちきりんさんは「フィルター」と読んで居ました。
私は1回ほど転職経験があります。高校を卒業して就職しました。以下は、私の過去の仕事選びフィルターです。
【初めて会社を選んだときのフィルター】
- 大企業というネームバリュー
- 安定している
- 福利厚生がしっかりしている
- 家族が「良いね」と言った
【2つめ会社を選んだときのフィルター】
- 給料が良い
こんな感じです。
初転職時は、高い給料を求めて転職しました。確かに給料は高かったですが、休みは月3~4日でしたし、朝6時集合もよくありました。2週間洗濯出来ずに、同じ作業着を使いまわしていたこともありました。すると、心も身体も壊れます。
なかなか、フィルターって、実際に体験して見ないと分からないものですね。
判断基準を本当に重要な2つまでに絞る
職業を判断する要素は結構沢山ありますよね。
「2つに絞ると雑な選択しかできないよ。」と思われるかもしれませんが、ちきりん先輩のお言葉を引用します。
「あれもこれも」「あっちも利害もこっちの利害も」と言っていたら、なにも決まらなくなります。何も動かなくなるのです。そのことに気づき、判断基準を絞り込んだ人だけが結果を得ることができます。(中略)なにもはじまらない状態になってしまった国や組織を私達は望ましい状態だと思えるでしょうか?
おっしゃる通りです。(自分のアタマで考えていいない私)
ポイントは、転職サイトや広告や周囲の意見に流されないことです。自分の過去の職業経験でしか、実際のとこは判断できません。
重要な判断基準を選ぶ事が、本質を抽出するために役立ちます。
と、いうわけで、2つ選びました。
女性の多い職場- チームよりも個人で作業できる
過去の仕事では、チームで仕事をすることが多かったです。それはそれでやりがいはありましたが、結構疲れる部分ももちろんあります。
中指を立てて来る人や、ゴミを投げつけてきたり、ゴミを置いてかえる人、感情的になって仕事が進まないことも。いづれはぶつかる壁かもしれませんが、疲れてしまいます。きーーーーー;;。
自分でできるなら、自分でやってみようかなぁと。
で、調べてみると、個人でできる仕事はザックリ以下の感じでした。
- プログラマー
- デザイナー
- ライター
- 動画編集
- 写真加工・写真家
- 楽曲制作・
- ウェブサイト作成
- 集客コンサルタント
- 占い
- 翻訳・通訳
- 士業(税理士・弁護士・行政書士)
そんな感じで、できそうな、ライターの仕事をしています。実際は、収入がないので、無職なんですが、、あぁ。
というわけで、自分のアタマで考えようのプチ実践でした。
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