一流の条件

どうやれば、一流になれるのか?
各国で、競い合うように、研究が進められてきました。
トップレベルになれる人と、なれない人がいる。
その違いはなんなのか?
今の現時点での、私の思う、一流の条件にについてまとめてみました。
これは、木坂健宣さんのセミナーをまとめたものです。
- 必然性
- 意志力
- 有意味化
- ルーティン化
- ディティール
この5つの要素が、一流の必要とされることのようです。
3流と1流の違い?
この、違いが明確に出ている研究があります。
ヨーロパの音楽院での研究です。
いろんな地域から、「一流になって、音楽で食っていく」という人が入るようなところです。
みんな上手はあたりまでですが、努力するのが当たり前の世界です。
しかし、トップ中のトップでも違いは出てくるのです。
それは、2つの時間です。
- 総練習時間
- 一人で練習に打ち込んだ時間
結局、どれくらい練習したかというところですね。
これは、朗報ですね。
人よりも沢山練習すれば、いいんですから。
でも、そんなに、甘くないですね。
なかなか、継続できないわけですからね。
一流になるために必須の5つの要素
だからこそ、最初に話した5つの要素が必要になって来ます。
一流の条件1:必然性
この練習をすれば、この能力が伸びる、ここがうまくなる。
論理的に、こうすれば、こうなるという、確信のもと、練習を
スタートさせています。
一流の条件2:意志力
成長は、自分ができない事を乗り越えることでできます。でも、できないことを、やるのは、とてもストレスですよね。
だから、意志の力によって、自分の根性を叩き直す必要があります。
意志力は、筋肉と同じような性質があるとされています。
使いすぎると、疲弊してうまく機能しなくなります。
ですが、回復すると、より強くなっています。
意志力の総量を増やすことと、
日々の生活の中で、意志力を減らさないく不空を、自然と身に着けたのが一流です。
一流の条件3:有意味化
フィギアスケートで金メダルを2つ持っている、羽生結弦選手は、
リンクに上る前に、監督に、催眠術のようなものを掛けられる。
頭の周りにゴムバンドを巻いて、監督が、ゴムバンドを降る。
羽生結弦は、それを目で追っている。
全く意味不明だ。彼らは、それを真剣に試合前にやっている。
また、ハンマー投げの、室伏広治選手は、
一日中、猟で使う網を、投げては、回収して、投げては回収して。
を繰り返していたらしい。
なんとなく、室伏選手がしているから、効果ありそうだけど、
普通のおっさんがやったら、本格的な猟だ。
全く、砲丸穴投げとつながらない。
だから、意味付けを行うことが必要だ。
自分の行動に、意味を見いだせなかったら、続けられないだろう。
一流の条件4:ルーティン化
これは、意志力を使わないですむ。
初動、何かを始めるのには、すごいエネルギーを使う。
だっから、習慣にしてしまえば、高いエネルギーを保持できる。
嫌なことでも、残った意志力で乗り切れる。
一流の条件5:ディティールにこだわる。
音楽院の研究では、1流のグループほど、
「練習がしんどい」と行ったそうだ。
3流の人たちは、
「楽しい、面白い」と楽しんでいたそうだ。
この違いは、細部にこだわっているかどうかだ。
自己満足で、楽しむだけ、では、どうやら、1流には、敵わない。
一流は、自分の中に、理想のものを持っている。
1音かもれない。
理想の1音と、自分が出した音の差に気づけるのだろう。
そして、なかなか簡単に、理想の1音が出ないことに腹をたて、イライラするのだろう。
この、葛藤の過程があるかないかで、1音が全く違うものになるというわけだ。
まとめ
とは言ってみたものの
別に、一流になる必要なんて無いです。
本当に一握りの人間が、一流になれるのに、こんなに沢山の人間がいるのに、
一流を目指す必要性が、今の僕には、見つかりません。
だから3流なのでしょう笑
一流を、目指す必要がないと言いながらも、
一流になってみたいと願う自分もいる。
これが、理想と現実の差を埋める作業なのだろう。
もう、話が硬すぎて、眠ってしまった読者さんもいると思う。
一流の枠は、かなり少ないだろうね。