ウケる日記

日記は、人に読ませることを前提に書いていません。
でも、WEB上で公開すれば、必然と読まれます。
水野敬也さんの「ウケる日記」では、すごくプライベートな性の話を展開しています。
なぜ、薬局にテンガが、繁栄しているのか、、、、というところから、
テンガを買ってみることになった。
そのとき、スタッフさんの顔が頭をよぎり、6個買うことになった。
すると、店員さんが、
茶色の紙袋で
1個1個テンガを丁寧に梱包、
テープでしっかり閉じて、
黄色い袋でまとめる。
という、周りのお客さんの注目を集める一種のショーみたいになっていた、、、笑
笑っちゃいますよね。
もう、すんごく、面白いんです。
多分、この本を読んだだけで、笑いのエッセンスが学べると思います。
この1冊で、すべてを学ぼうなんてアマちゃんですが、
何か、「笑いの1冊」を勧めてと言われれば、間を置かずこれでしょう。
という訳で、
3つの観点から、「ウケる日記」を分析してみました。
- 表現
- シモネタ
- 日常の楽しみ方
1、水野てんてーの表現
やっぱ、いろんなものを見て、抽象化と具体化を繰り返したら、このような表現が出来るようになるのでしょうね。
そうそう、その感覚なんよー、というあるあるネタのような、隠喩が好きですね。
腰の折れ具合が、茹でたてのエビ
エロいことしか考えていない→全身エロの金太郎アメ
2シモネタ
水野先生といえばシモネタ。と言われるほど、世界的に有名です。(適当ですけど)
3ページおきに、オナニー、てんが、アウトプット、マスをかく、といったワードが登場します。
しまいには、3Pの深いい話で、ちょっとほろっとしてしまいます。
この3Pに関しては、安易にシモネタのくくりとしてしまっては、失礼にあたる気がしますが、表面だけを話すには、こうまとめるしかなかったです。しっっっけい。
女性は受け入れられないと思いますけど、「男子ってアホよね」が濃縮して析出しています。
速く、それらのワードがこないかな、こないかあーと、待っている自分がいます。
ページをめくる速度が速くなるのは、このテンポ?というかティエンポをいうか、、が良いからでしょうね。
3日常を切り取る能力者
多分、ワンピースにもいづれは登場すると踏んでいます。
尾田先生、水野先生をよろしくおねがいします(どの立場からやねん!)
もうね、本当に、すごいんですよ。
ネタが、
ポスティングのチラシ、ポスティングと戦う
アパレル店員を信じ続け、タイトな服を買う、信じて買う。
りんごジュースの中の小さな虫を、助けた物語
すき家で、盲目の方との勉強
などなど、あまりにも有名です。
普段、何気なく起きていることを注意深くみて、自ら積極的に飛び込んでいますね。
その姿勢も学ばないと行けません。
まとめ
最後に、バランスが良いです。
自己評価が低いのかなと、一瞬思うけど、有名ブログの運営会社CEOに、売り込みしてたり。。
ビュッフェに行っただけなのに、(自分みたいな人がビュフェとかすみません)とか笑
でも、情熱大陸の出演狙ってたりとか。
いいですねー好きです。
また、ちょうどいいんですよー
自信家過ぎたら、なんだよ偉そうに、てなるし
劣等感丸出しだなら、卑屈すぎて、読む方までダークサイドに落ちそうですよね。
でも、水野てんてーは、読んでいて、気持ちよくなります。
秋は、読書。
水野てんてーは、
すべての変態ヒエラルキーの、頂点です。
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