【熊本弁漫才2】バンペンズ 「チキン南蛮」

ひろ:どうも~バンペンズです、よろしくお願いします~
たけ:よろしくお願いします~
どうやら、前回の漫才が、結構、評価が良かったらしく、2回めをさせていただけることになりました、拍手!!!(ぱちぱちぱち~)
ひろ:ぱんっ!ぱんっ!(大きく振りかぶって、平手で、太ももを叩く)
たけ:ちょっと、まって、動作大きっ!!どぎゃんあっとな?
ひろ:アブが飛んどったけん、叩き潰した。
たけ:まって、どぎゃんあっとやて?笑、大丈夫と?
蚊なら分かるばってん、アブは潰しきらんかろ~?
ひろ:熊本県民はアブを手で叩くとばい!ほら
(油性マジックで、左手のひらにアブが書いてある)
たけ:全国の皆さんが勘違いさすけん、よかて。小細工仕込んどったねぇ~
みなさん、嘘ですけんね。アブは潰しません。
ひろ:なーん、潰すって!たかし君もりょうへい君も潰しよったばい!
あれなら、冬美ちゃんは、クマも潰しよったばい!
たけ:まてまてまてって、それは違ぎゃーて!クマはサイズが無理て!
あと、たかしとか、冬美とか誰―?
ひろ:なーん、クマアブたい!ほら(左手いっぱいに、油性マジックで大きなアブ)
たけ:ははは、それは、反則やろ笑。
だけん、今まで左手の甲をお客さんに向けとったんね。
そういう、準備8割のところ、さすがばい!、、、、
たけ:、、、、、、、、クマアブてなんな?あと、なんで太ももで潰すとやて?
ひろ:もう良かけんさ、下通りに飲み行くばい!
たけ:飽きた!? ひろ君! もう、意味わからん。自分のネタが終わったけんて、急~に。
ひろ:たい~ぎゃ喋ったけん、喉が乾いた。もう~我慢できん、今日という今日は飲むバイ!!!(カボスドリンクをポケットからとり出して飲み始める。)
たけ:なーーん、あんた、大分名物カボスドリンクじゃなかね!まーた熊本ば裏切ると?
いっちょん信じられんたい!
ひろ:いや、営業しよったら、お客さんに貰うけんさ。なん、裏切っとるわけじゃなかたい。
(と言って、ポケットからチキン南蛮をだして、ためらって、食べ始める)
たけ:おい~~!宮崎名物チキン南蛮~~~!これは、もう熊本県民と言えない~~~
ひろ:お客さんに貰ったけんさ。貰ったもんば、粗末にしたらバチが当たるばい!
(今度は、胸ポッケから、チキン南蛮をだして、一瞬ためらって食べる)
たけ:またチキン南蛮!!!!ビスケットのように、増えていく~~~~!!
ためらうなら、ポッケいるんなて!笑
いいけど、別に。あなたがそれでいいならいいよ。衛生的に大丈夫?
ひろ:ちょっと、ホコリぽかった。
たけ:そうやろね。なんか、ひろと漫才すると疲れるわ。俺、上通りに飲み行くわ。
ひろ:なんで、そぎゃんこつ言うと?一緒に、下通りいこ!
たけ:つ・か・れ・るって!いい加減にしろよ。
(と、いって、ポケットから「イカそうめん」を取り出してすする)
ひろ:おまえもやりたかったんやろ~
たけ:自分だ~けするすけん。ずるかもん。俺もやりたかった~笑
ひろ:てかさ、イカそうめんて、佐賀の呼子名物やろ。なんで、タイピーエンじゃなかとやて、
たけ:汁が、、、、、、、、
ひろ:福岡に住み始めて、おまえ、本当変わったよな。
たけ:確かになぁ、、、、、、、、そうかもしらん。。。。。。。。。けどな。
(と言って、無言で歩き始める、そしてゆっくり歌い出す)
「子供の頃を~おもいだしーて、う~まーに乗ろうー
ここは火の国、燃える火の国、命育む大地ー
おいしい水や~美味しい空気、いつーまでもこのままで~」
たけ&ひろ:夢と希望を追いかけよう~(ハモる)
ひろ:だ、第54回熊本国体、テーマソング!!
たけ&ひろ:(2人揃えて)未来!!
ひろ:なんこれ笑
たけ:なんだろな、でも、「故郷を忘れない気持ち」って言えば良いのかな。
(といって、イカそうめんを食べだす。)
ひろ:おい!いい加減にしろ、もうよかばい!
ひろ&たけ:どうもありがとうございました~