毛魚と魚毛と魹の違い

世の中には知らない事がいっぱいあります。毛魚という概念があるなんてしりませんでした。今週のキーワードは「ケ・ザ・カ・ナ」です。
毛魚の概要
世間で大注目を集めた「毛魚」という魚がいます。某チルテレという番組の中で登場します。これが毛魚です。

専門家によると、主に、日本海に生息しています。この毛があることによって、荒波に飲まれてもOKということらしいです。寒さ対策も兼ねているそうです。泳ぎはすごく遅いです。毛が水の抵抗を生み出し泳ぎにくくなっています。全く動かない様子と、毛の色が衣色をしていることから、ダイバーの中では
「ししゃもフライフィッシュ」と呼ばれます。
英語ではHairy fish、「毛深い魚」と呼ばれます。
お父さんのヒゲアタックみたいな感じでなんか嫌ですね!
魚に毛、魹はトド
続いて「魚編」に「毛」ですが、「魹」ですが、「トド」のことです。
英語でいうと、largest sea lion「最大の海ライオン」
普通に生きているとまず目にすることがない漢字です。
別名「海馬」と呼ばれます。
脳みその、記憶保管庫として、または、遊戯王の金持ちデュエリストとして君臨する海馬として有名です。

哺乳類だけど死んだ魚の眼になっています。サラリーマンと同じですね。
魹と魚編の割に、魚げないですね。(大人げないと同類の意)
なんか上手いこと言ったみたいに、わざわざ太字にする気持ち、あなたにはわからないでしょうね。
「とどのつまり」の「とど」は?
「とどのつまり」は、「要するに」、「結論をいうと」、「結局のとろこ」みたいなニュアンスがありますよね。
とどの予測変換で、「鯔」という漢字が出てきますよね。
これは、鯔は魚のボラのことです。
ボラが成長するとトドと呼ばれます。ぼらは出世魚です。
ボラは出世魚で、以下のように6段階昇進システムになっております。
段階 | 呼び名 |
1 | オボコ |
2 | イナッコ |
3 | スバシ |
4 | イナ |
5 | ボラ |
6 | トド |
どこかの段階で、ブリッコと出てきそうで、ひやひやしました。
「トド」が最終段階です。結局はトド以上の呼び名がないというところで、詰まっています。
会社が成熟して、昇進するイスが足りないと言った感じでしょうか。
これが、「とどのつまり」ということです。
サラリーマンも魚もあんまり変わらないですね。
とどのつまり、課長どまり、部長どまり、というラップ。
おそらく、この記事を呼んだ心理学者は、こう言うでしょう。
「頭おかしい、”あ・た・お・か”が今週のキーワードです」と。
みんなちょっとずつ、少しおかしいんですよ。
↑青物の毛魚入りました